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PCゲームでゲームパッドを使う方法6 変換なしのXinputゲームパッドなら、どれも当たり前のように使えた [PCゲームでゲームパッドを使う]

これまで、PS4 純正コントローラー、PS4 ホリパッド FPS プラス、PC用のエレコム ゲームパッド(JC-U2912F)を使い、入力方式がDirect InputのものをエミュレータやアプリでXinputに変換し、PCゲームで試しました。

このやり方なら、ゲームパッド対応のPCゲームなら問題なく使えるはずなのですが、実際には、難しく。PCゲームにより、上手く動くものもあれば、動かないものもあり、やってみないと分からない感じです。

そこで、PC側で入力方式を変換することに無理があるんじゃないかと思い、今度は、Direct Input方式とXinput方式のどちらも切り替えて使えるゲームパッド『エレコム ゲームパッド USB接続 Xinput/DirectInput両対応 JC-U3613MBK』を買いました。

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エレコム ゲームパッド USB接続 Xinput/DirectInput両対応 JC-U3613MBK ¥3,780 税込 ※Amazon 2024/1/15時点

ゲームパッド側でXinput方式に切り替えて使ったところ、現在、手元にあるPC版ゲーム『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』、『COUNTROL アルティメット・エディション』、『Dead By Daylight』、『Need for Speed[トレードマーク] Hot Pursuit Remastered』の全てが問題なく動きました。

しかも、エミュレータを使う時のような設定は不要で、ゲームパッドのドライバーさえインストールすれば、当たり前のように使えます。

調べたところ、PCで昔からある入力方式が、Direct Input。2002年にリリースされたDirectX9から新方式として導入されたのが、Xinputです。

家庭用ゲーム機 Xboxは、2005年に発売されたXbox 360からXinputを採用しているようです。この二つの入力方式、Direct InputとXinputは、全くの別物で互換性がありません。

入力方式の特徴なのですが。Direct Inputの方が、入力できる情報が多く、ボタンは128ボタンまで、アナログ 8軸、フルレンジのPOV(ハッチスイッチ)にも対応しています。

POVは、Point of Viewの略で、視点等を意味しています。ハッチスイッチというのは、方向を示す情報が入力できることを意味していて、フルレンジということは、その幅が広く、無段階のようなものです。

十字キーの上下左右を押した時に、例えば、上と右を押したら、その押した際のバランスから右上の斜め方向を細かく計算して、角度が割り出されます。

アナログの軸数は、例えば、左右のx軸で一つの軸になり、それが8軸となれば、それだけ、細かい角度が入力できることになります。

一方、新方式のXinputは、逆に入力できる情報が少なく制限されています。ボタンは10ボタン、アナログ 4軸、デジタル 8方向だけです。

入力できる情報が少ないため、PC側で複雑な設定が必要ないという利点があるようです。一般的なゲームパッドで考えると、Dirext Inputは無駄に細かいというのは、あるのかもしれません。

『エレコム ゲームパッド USB接続 Xinput/DirectInput両対応 JC-U3613MBK』については、家庭用ゲーム機の純正コントローラーに比べ、アナログスティックが軽いです。

どのように操作するかで大きな違いが出るのですが、個人的には、そう壊れやすいようには感じません。思ったよりも、使えそうなゲームパッドという印象があります。

ただ、PS4の純正コントローラーとは、アナログスティックが軽い分、遊びが少なく、感覚に違いがあります。それでも、キーボードやマウス操作をゲームパッドにボタン割り当てするよりは、違和感がないため、それほど時間はかからず、操作に慣れそうです。

これで、どんなPCゲームも、ゲームパッドでプレイできそうです。

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