タブレット VASTKING KingPad SA10を使ってみて 重いゲームも工夫次第、仮想メモリで処理速度アップも... [VASTKING KingPad SA10の話]
以前、『VASTKING KingPad SA10』は、重いゲームアプリには不向きと書いたのですが。これは、そのままの状態でタブレットを使うならの話で、重いゲームがプレイできるよう工夫することはできます。
それは、PCには昔からあり、iPhoneでも使われているのですが、仮想メモリを作り、メモリを増やす方法です。仮想メモリは、データを読み書きするストレージに、メモリとして扱える領域を作り、それを利用することで処理速度を上げるというものです。
PCでは、メモリが1MBで1万円という時代があったそうで、1000MBが1GBなので、物凄く高いものだったのが分かります。そこで、高額なメモリを増設しなくても済むよう、仮想メモリという仕組みができたようです。
なぜ、Androidには、標準で仮想メモリが無いかなのですが。おそらく、メモリの価格が現在では安いため、仮想メモリを使うまでもないということだと思います。Androidスマホでも、oppoの一部機種には、仮想メモリが使えるものがあります。
仮想メモリを使うため、『SWAP-No ROOT』というアプリをインストールしました。このアプリ、ルート権限なしで動くというのが、ちょっと信じられないのですが、実際に使ってみたところ、効果がありました。
使い方は、簡単です。SWAP Sizeというところに数字を入力し、『CREATE SWAP』を押し、『WATCH AN TO EARN 1 CREDIT』を押して、長いものでは30秒ほどの宣伝動画を見れば、設定完了です。宣伝動画は、設定時だけなので、一度、設定すれば、その後は開くこともありません。たまに通知にメッセージが入ることがあり、邪魔なため、通知をオフにしています。
仮想メモリは、ストレージにメモリのように使える領域を作り、仮想メモリに設定した分は、ストレージの空きが無くなります。仮想メモリの設定を削除すれば、ストレージの空きは、元に戻ります。
仮想メモリを増やせば増やすほどいいのかというと、そんなこともなく。CPUに対して、十分なメモリがあれば、増やしても大きな効果が見込めません。
逆にCPUに対して、メモリの量が不十分なら、仮想メモリの効果が期待できます。仮想メモリが、どのくらい必要なのかは、何度か設定してみて、動作を見てみないと分かりません。
CPUの性能は様々なのですが、このタブレットは、8コアなので期待できそうです。仮想メモリを3000MB(3GB)に設定し、重いゲームで知られる『原神』を試してみます。
仮想メモリなしの状態でも、一応、起動できたのですが、周りを見ようとすると動きに遅れがあり。仮想メモリでメモリを増やしたところ、大分、良くなりました。
ただ、イベント発生時の映像には、乱れがあります。これは、3Dグラフィックスの計算処理が追い付いていないようで、GPUが弱いということかもしれません。
ゲームに強いタブレットではないので、これは仕方ないのかもしれません。マップ上で動き回る分には、問題なさそうなのですが。
『原神』でも、このくらい動いたので、仮想メモリを上手く活用すれば、たいていのゲームは遊べそうです。ゲームだけではなく、全体的にサクサク動くようにもなりました。
これなら、micro SDカードでストレージを増やした方が、より楽しめるかもしれません。
それは、PCには昔からあり、iPhoneでも使われているのですが、仮想メモリを作り、メモリを増やす方法です。仮想メモリは、データを読み書きするストレージに、メモリとして扱える領域を作り、それを利用することで処理速度を上げるというものです。
PCでは、メモリが1MBで1万円という時代があったそうで、1000MBが1GBなので、物凄く高いものだったのが分かります。そこで、高額なメモリを増設しなくても済むよう、仮想メモリという仕組みができたようです。
なぜ、Androidには、標準で仮想メモリが無いかなのですが。おそらく、メモリの価格が現在では安いため、仮想メモリを使うまでもないということだと思います。Androidスマホでも、oppoの一部機種には、仮想メモリが使えるものがあります。
仮想メモリを使うため、『SWAP-No ROOT』というアプリをインストールしました。このアプリ、ルート権限なしで動くというのが、ちょっと信じられないのですが、実際に使ってみたところ、効果がありました。
使い方は、簡単です。SWAP Sizeというところに数字を入力し、『CREATE SWAP』を押し、『WATCH AN TO EARN 1 CREDIT』を押して、長いものでは30秒ほどの宣伝動画を見れば、設定完了です。宣伝動画は、設定時だけなので、一度、設定すれば、その後は開くこともありません。たまに通知にメッセージが入ることがあり、邪魔なため、通知をオフにしています。
仮想メモリは、ストレージにメモリのように使える領域を作り、仮想メモリに設定した分は、ストレージの空きが無くなります。仮想メモリの設定を削除すれば、ストレージの空きは、元に戻ります。
仮想メモリを増やせば増やすほどいいのかというと、そんなこともなく。CPUに対して、十分なメモリがあれば、増やしても大きな効果が見込めません。
逆にCPUに対して、メモリの量が不十分なら、仮想メモリの効果が期待できます。仮想メモリが、どのくらい必要なのかは、何度か設定してみて、動作を見てみないと分かりません。
CPUの性能は様々なのですが、このタブレットは、8コアなので期待できそうです。仮想メモリを3000MB(3GB)に設定し、重いゲームで知られる『原神』を試してみます。
仮想メモリなしの状態でも、一応、起動できたのですが、周りを見ようとすると動きに遅れがあり。仮想メモリでメモリを増やしたところ、大分、良くなりました。
ただ、イベント発生時の映像には、乱れがあります。これは、3Dグラフィックスの計算処理が追い付いていないようで、GPUが弱いということかもしれません。
ゲームに強いタブレットではないので、これは仕方ないのかもしれません。マップ上で動き回る分には、問題なさそうなのですが。
『原神』でも、このくらい動いたので、仮想メモリを上手く活用すれば、たいていのゲームは遊べそうです。ゲームだけではなく、全体的にサクサク動くようにもなりました。
これなら、micro SDカードでストレージを増やした方が、より楽しめるかもしれません。