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龍が如く3 街の遊びも幅広く、昔の方が面白いところもあり [龍が如く3 リマスター版]

リマスターしたPS4版『龍が如く3』をクリアしたのですが。先日までプレイしていた『龍が如く7』と比べ、どちらがいいかと聞かれたら、3の方です。そのくらい、お馴染みな感じで楽しめるものでした。

どこが違うかなのですが、『龍が如く3』は、男気や義理人情だけではなく、ヤクザ映画のような大きな見せ場もあり、街の遊びも大人向けが多く、多彩です。

シリーズの新作が出る度に、実社会を反映しているのだと思うのですが、どこか抑え気味になっていたような気がします。それが、昔の作品では、ストレートに出ているようで、ヤクザ感も濃いです。

シリーズ最新作は、『龍が如く7』なのですが。仲間と一緒に行動していることもあり、会話が多く、にぎやかさはあるものの、ヤクザなイメージとは、ちょっと違い。やはり、一匹狼な方が、ロマンがあります。

リマスターされているものの、『龍が如く3』の基本的なところは、2009年に発売されたPS3版のままです。2020年に発売された『龍が如く7』の後だったため、街での動きは、気になりました。

街並みの細かさもそうなのですが、街を歩き回る際の動きについては、足が重い感じというか。はじめたばかりの頃は、10年以上も前の作品なため、ちょっと厳しいかなと率直に思いました。

ただ、それも最初だけで、物語の展開も早く、直接的な表現で分かりやすい面白さもあるため、すぐに気にならなくなりました。

群がる敵を主人公一人で倒すというシーンが、度々あるのですが。アクションゲームなバトルの方が、豪快さが感じられ、戦っているという感覚も強いあります。

相手が落とした武器、日本刀やショットガンなどを拾い、そのままバトルで使えるというのも、テンションが上がる面白さがあります。

いつの頃からか、区切りがあるバトルでは、仕切り直した際に拾った武器が使えなくなったりしていたのですが。拾った武器を持ち歩き、使えるものは何でもという荒っぽさもいいです。

『龍が如く7』のような、ターン制バトルは、相手の動きを読んで戦うという面白さもあるのですが。ヤクザな世界では、直接、殴り合う方が迫力もあり、ヤクザらしく見えます。

しかも、殴り合うと言っても、生々しかったり、痛々しい感じでもなく、敵が倒される時のリアクションなど、ゲームっぽさがあり。実際には、ありえない派手な攻撃というのも、どこか笑いがあり、バランスがいいのかもしれません。

全体的な映像のクオリティでは、『龍が如く7』との差はあるのですが。ゲームとしての遊びについては、『龍が如く3』の方が、豊富な気もします。

キャバクラでは、会話を選択しながら仲を深め、アフターや同伴もあったり、キャバ嬢の育成もあります。他にも、依頼を受けてのヒットマン退治では、事務所へ殴り込みをかけることもあり、街の変な人から技が思い付く『天啓』、お馴染みのサブストーリーやミニゲームなど様々です。

本体の性能を考えても、PS4は、PS3の16倍のメモリを積み、CPUとGPUでは、8倍以上の大きな差があります。それだけの差があるPS3でも、これだけのゲームができたというのは、驚きです。


 

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龍が如く3 飽きさせない展開が良く、分かりやすいバトルの面白さもあり [龍が如く3 リマスター版]

『龍が如く7』をクリア後、ちょっと物足りなく感じ、PS4版の『龍が如く3』をプレイしています。最初、今時な感じとの違いが気になったのですが、すぐに慣れ、これはこれで楽しめるようになりました。



『龍が如く3』は、2009年にPS3で発売され、2018年、HD画質にリマスターしたPS4版が発売されています。物語の重要なところに差し込まれるシーンについては、リマスターしているため、違和感なく綺麗です。

他の部分については、街の中を歩き回る時の動き、本編とは関係ないサブストーリーなどは、映像が鮮明になっても、作りの古さというか、その後の進化したものを知っている分、ちょっと気になるところはあります。

それでも、社会的な状況の違いだと思うのですが、当時だから問題なく表現できような部分もあり、歯切れが良く、分かりやすい面白さがあります。

ガラの悪いチンピラが、完全に相手をみくびってケンカを吹っ掛けてくるんですが、主人公が無茶苦茶強く。バトルの始まりと終わりでは、手のひらを返したような態度になり、思わず笑ってしまいそうなユニークさもあります。

敵の感じとしては、アニメや漫画の『北斗の拳』に出てくるような敵キャラと近い印象があり。見るからに悪そうで、それを問答無用な行き過ぎた攻撃で叩きのめすところに、爽快感があります。

物語としては、小学生くらいの子供達との様々な出来事があったり、猛々しいヤクザな抗争もあったり、ギャップが利いていて、飽きさせない内容になっています。

子供達との物語では、子供の頃に感じた複雑な心境を思い出させるようなところもあるのですが。そこからのヤクザな物語になるため、感情移入しやすいような気もします。

本編とは別に、キャバクラの部分も、昔ながらな細かさもあり。キャバ嬢の育成というミニゲームもあるなど、大人な広がりもあります。

基本的な作りは、PS3なため、システム面の見た目などでも、時代を感じさせるところはあります。ただ、ゲームらしい面白さがあるため、それに慣れるのが早かった気がします。

龍が如くシリーズの昔の作品の方が、こわもてな感じがありつつも、どこか愛嬌があるような、そんな印象もあります。




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