SSブログ

電気代が高く節電 温度、湿度、風速で涼しさが違い、体感温度が下がり過ぎるのも [電気代が高く節電]

前回、広く使われている 冷やすだけの弱冷房除湿なら、冷房と同じくらいの消費電力になり、体感温度が下がることで、より快適にという話を書いたのですが。

体感温度の計算式 ミスナール改良版では、温度、湿度、風速から、体で感じる温度が、どのくらいなのかを求めています。体感温度は、人が感じる涼しさが分かるようなものなので興味深いです。

この暑い時期に、部屋の温度を下げたいとなると、エアコンで冷やすしかないのですが。体感温度で考えると、温度、湿度、風速の3つがあるため、バランスを考えながら、工夫できそうです。

エアコンの風量は、自動の方が省エネという話を聞いたことがあります。これは、エアコンのメーカーや機種により様々だと思うのですが、状況に合わせて風量を変えた方が、一定よりも効率が良いのだと思います。エアコンの風速は、強なら風速 5m/sは、ありそうです。

前回、気温が30℃、風速なし(0 m/s)の場合、湿度が80%では、体感温度は29.1℃、60%なら27.5℃、40%なら25.9℃。気温が30℃の場合、湿度が10%下がれば、体感温度は、0.8℃ほど下がると書きました。

これに、中程度の風量、風速 2.5m/sも加えると、気温が30℃、湿度が60%、風速 2.5m/sなら、体感温度は、24.9℃まで下がります。風量が弱なら、1m/s弱だと思うのですが、風速 1m/sで計算すると、体感温度は、25.8℃になります。

弱冷房除湿を使うと分かるのですが。除湿のために吸い込んだ空気を冷やし、冷えた空気をそのまま出すため、冷房を使っているのと、感覚的には変わりません。

上の条件では、気温をそのままに、除湿や風速を変えているのですが。実際には、弱冷房除湿の場合、除湿するために冷風が出るため、気温も下がります。

冷房と同じ感覚で弱冷房除湿を使ってしまうと、部屋の温度と湿度が下がることで、体感温度は、思っていたよりも下がり、冷え過ぎて体調を崩すことにもなりかねません。冷房と弱冷房除湿は、全く違うものと考えた方が良さそうです。

エアコンのリモコンを見ても、温度設定など冷暖房がメインという感じなのですが。人が感じる涼しさに合わせてくれるような機能があれば、もっと便利にエアコンが使えそうです。

盆を過ぎると涼しくなるという話もあるのですが。なんとなく、朝晩は、少し涼しくなってきたような気がします。


nice!(175) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 175