SSブログ
パソコントラブルの話 ブログトップ

シャットダウン後、勝手に電源が入り、また、高速スタートアップが問題に [パソコントラブルの話]

兄のパソコンは、電源ボタンを押してから、まともに使えるようになるまで、6分ほどかかります。これには、兄もガッカリしていて、どうにかならないものかと考えていました。

そこで、キーボードとマウスが使えないトラブルはあったものの、パソコンの起動が早くなる『高速スタートアップ』を思い出し、兄のパソコンでも、オンにしてみました。

高速スタートアップの設定については、画像を交えて書いた『PCの電源入れたらキーボードとマウスが認識されず、それでも、起動が早い方が』をご覧ください。

すると、兄のパソコンの電源を入れ、下のタスクバーが全て表示され、使えるようになるまで、1分半です。これは、早いと喜んでいたのですが、翌朝、兄が起きてくると、PCの電源が、勝手に入っていたというのです。

昨晩、シャットダウンしたはずなのにと思いつつ、再び、シャットダウン。数時間後、もしかしたらと兄の部屋へ行ったところ、また電源が入った状態に。

このトラブル、『高速スタートアップ』が原因だったのですが、なかなか分かり難く。シャットダウン後、すぐ勝手に電源が入るのではなく、何時間か経ってから入ります。電源がオフのはずなのに、何が切っ掛けなのか、それも分からず、不思議です。

私のPCでは、高速スタートアップをオンにしても、マウスとキーボードが使えなくなるトラブルはあったのですが。これは、数年使っていて、今のところ一度だけです。このくらいなら、仕方ないかなと思えます。

今回は、シャットダウン後、数時間で電源が再び入り、これが何度試しても起こるため、かなり厄介です。兄のパソコンでは、残念ながら、高速スタートアップは、オフにせざるを得ませんでした。

何が違うのか、いろいろ考えてみたのですが。兄のパソコンは、Windows 7をアップグレードし、Windows 10にしたもの。私のPCは、Windows 8.1をアップグレードで、同じくWindows 10です。ここに、何かあるような気がします。

ネット検索で調べたところ、高速スタートアップのトラブルで目立つのが、兄のような勝手に電源が入るというものです。トラブルを避けたいなら、高速スタートアップは、オフにするべきという記事も多いです。

高速スタートアップという機能は、Windows 10で新たに加わった新機能です。確かに、立ち上がりが、非常に早くなるのですが、起こるトラブルが、なかなか複雑です。

Windows 11なら、問題なく使えるようになっているのだろうかと調べたところ、Windows 10と同じように、高速スタートアップを無効化する方法が、ネット検索で一番上にあり、あまり状況は変わっていないのかもしれません。

兄の悩みが解決できそうだったのですが、残念です。

nice!(161) 
共通テーマ:日記・雑感

PCの電源入れたらキーボードとマウスが認識されず、それでも、起動が早い方が [パソコントラブルの話]

昨日の朝、パソコンを起動したところ、モニターには、いつものデスクトップの表示が映るものの、キーボードとマウスが全く使えません。

パソコンの調子が悪い時は、とりあえず、再起動するのですが。USBに接続する機器を全て外したり、抜き差ししながら、再起動を繰り返しても、キーボードとマウスが使えない状況が変わらず。

マウスだけでも動かせればと思い、大分前に購入した『サンワサプライ USB-PS/2変換アダプタ MA-50ADN』(¥511 税込 ※Amazon 2024/2/12時点)を思い出し探したのですが、それも見つからず、困っていました。

PS/2は、ちょっと前のデスクトップPCなら丸い差し込み口で、まだあると思います。これは、キーボードやマウスをUSBで接続するようになる前、これで接続するのが当たり前でした。変換アダプタを使えば、USB接続のキーボードやマウスも、PS/2で使えます。

何度、パソコンを起動しても、キーボードとマウスのランプが点かず、明らかに認識されていないのが分かります。パソコンの電源を入れ、最初は、これらのランプが点き、Windowsのロゴが表示された直後から、ランプが消えていて、Windows側の誤作動がトラブルの原因です。

今度は、パソコンの起動時に、F8を押し、セーフモードにしようとしたのですが、これもできず。Windows 10では、『高速スタートアップ』機能があるため、これが使えません。

そうこうしているうちに、30分ほどパソコンの電源をオンオフしていたところ、キーボードとマウスが認識されるようになり、とりあえず、戻りました。

この原因は、Windows 10から加わった機能 『高速スタートアップ』のようです。この機能、パソコンの電源を落とす時に、その時の状態を保存し、次の起動時に、その保存されたデータを読み取ることで、起動を早くするという機能です。

これが、電源を落とす時に、誤ったデータが保存され、それを読み込んで起動したことで、USBが全く使えない状態になりました。

そういえば、起動時にUSBが不能になる前、普通にパソコンが使えていたのですが。パソコンを閉じる時に、USBに接続していたBluetoothドングルが急に使えなくなり、おかしいなとは感じていました。その状態が、保存されたようです。

ネット検索すると、『高速スタートアップ』は、トラブルを避けるため、オフにするのが定番です。ただ、私自身は、それなら、オフにとはなりません。

パソコンを何度も起動して、立ち上がるまでの時間を測ったところ、『高速スタートアップ』がオンの場合、2分弱、オフの場合は、4分30秒~5分ほどかかります。この差は、大きいです。

長年、パソコンを使っていて、このトラブルは初めてなこともあり、パソコンの起動が早い状態に慣れているため、遅い状態には耐えられません。

そこで、再び、USB不能になると大変なため、VRヘッドセットの『Meta Quest 2』からPCのアプリ『Oculus』を通じて、パソコンを遠隔操作できるように設定しました。これなら、パソコンのUSBが不能になっても、Wi-Fiで接続したMeta Quest 2から操作できます。

パソコン起動時に、Windowsのロゴが出たあたりからUSB不能になった時の対処法は、『高速スタートアップ』をオフにすることです。

ただ、こうなってからでは、キーボードやマウスが使えないため、私のように何度も再起動してみるか、USBをPS/2に変換するアダプタを使うか、どうにかパソコンを遠隔操作するしかないです。



『高速スタートアップ』をオフにする方法は、画面左したのWindowsのロゴマークのボタンを押して、電源ボタンの上にある歯車ボタンで、設定を開きます。




設定の【システム】を選択。




【電源とスリープ】を選択。




【電源の追加設定】を選択。




【電源ボタンの動作を選択する】を選択します。




『電源ボタンの定義とパスワードの有効化』が開くのですが。この時、『現在利用可能ではない設定を変更します』を選択。




すると、『高速スタートアップを有効にする(推奨)』を切り替えられるようになり、これをオフにします。

これで、起動時にUSBが不能になるなどのトラブルが起こらなくなるのですが。初期設定では、オンの状態なため、突然、このようなトラブルが起こると大変かもしれません。

私も、今回が初めてだったことからも、そう起こることでもなさそうですが。
nice!(162) 
共通テーマ:パソコン・インターネット
パソコントラブルの話 ブログトップ