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風邪で市販薬を飲む 母の処方薬を参考に、同じ成分の市販薬でしっかり良くなり [風邪薬の話]

母が風邪を引き、喉の痛みと熱もあったため、近くの病院へ行ったのですが。処方された薬を飲み始め、3日後、母の風邪が治りかけたところで、私も風邪を引きました。

症状は、母のような高い熱はないものの、他は同じでリンパ腺も腫れ、特に喉の奥が痛く。市販の風邪薬『パブロン ゴールドA』を飲みつつ、ここまで喉が痛いと『のどぬーるスプレー』も使うのですが、母ほど、すぐには良くなりません。

やっぱり、病院へ行かなきゃダメかと思いつつ、行きつけの病院が混んでいるため、その手間を考えると腰が重く。そこで、タイミング的にも母から移った風邪なため、母の処方薬を参考に、同じ成分の薬を市販薬で飲めば、同じじゃないかとなりました。

風邪の時によくもらう『カロナール』は、アセトアミノフェンで市販の風邪薬『パブロン ゴールドA』にも入っています。他の成分も、照らし合わせたところ、同じ効き目で違う成分もあり、無かったのが、『トラネキサム酸』という成分でした。

そこで、Amazonでトラネキサム酸を含む薬を探したところ、『パブロン のど錠』を見つけ、『パブロン メディカルN』と『パブロン50』以外とは、パブロンの風邪薬と併用できるとあり、これを注文。

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パブロン のど錠 36錠 ¥1,139 税込 ※Amazon 2024/4/7時点
のどぬ~るスプレーB 15mL ¥758 税込 ※Amazon 2024/4/7時点

上の画像の左が『のどぬーるスプレー』、右が翌日に届いた『パブロン のど錠』です。トラネキサム酸を調べたところ、炎症を抑える薬とあり、トローチのように口の中で溶かすものでした。

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1回2錠を朝昼晩の3回、1日に6錠です。水もいらないため、適当な時間に、口に入れてなめていました。トラネキサム酸は、通常成人1日750~2000㎎を3~4回に分割経口投与とあり、この『パブロン のど錠』は、6錠で750mgです。

2日後には、喉の奥で感じていた痛みや違和感が無くなり、リンパ腺の腫れも引きました。これまでよりも、風邪がちゃんと治ったという感覚があります。

大きさは、トローチほど大きくなく、ちょっと大き目な錠剤くらいなため、口で溶かすものとしては、扱いやすく。味は、口に入れた瞬間は、ビタミンCの肝油っぽく、なめていると軽い苦味があるという感じです。

個人的には、おいしくもなく、まずくもなく、後味が薄っすら苦みがあり、化学的な変なクセがある味というのが、ほぼ感じられず、抵抗なくなめられます。コーヒー飴を大人向けに作ったら、こんな感じかもしれません。

今回、母の処方薬を参考に、市販薬を飲んで気づいたことなのですが。喉が痛い時に、うがい薬、トローチ、のどスプレーでも、殺菌作用のみのものも多いため、状況に応じて、炎症を抑えるものも使った方がいいんだなというのが、分かりました。

トラネキサム酸は、薬以外にも、歯磨き粉に入っていたり、近年では、美白効果のあるシミ治療の飲み薬、多くの化粧品にも入っていたりと、幅広く利用される成分のようです。

トラネキサム酸が入った市販の風邪薬を探してみたところ、結構あり、珍しくないのですが。どんな風邪薬にも入っているというほどではないです。

ただ、この『パブロン のど錠』には、トラネキサム酸の他、グリチルリチン酸二カリウムも入っており、こちらも、抗炎症作用があります。風邪薬、鼻炎薬、胃腸薬、点眼薬などに入っている成分です。

こうなると、抗炎症作用の成分が、2つあるため、母の処方薬よりも、こちらの方が良さそうな気もします。

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