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ヒットマン2 1.何を求めているかで面白いかどうかが分かれそうな [ヒットマン2]

今月、PS Plusのフリープレイに、『ヒットマン2』が入り、久しぶりにプレイしてみたのですが。万人にウケなさそうで、評価が分かれるゲームというのが、改めて感じられました。



このゲーム、決められたターゲットを暗殺するというもので、基本的には、悪人ばかり。事故死に見せかけられるような仕掛けも多く、密かに近づき、様々なものを利用しながら、怪しまれずに暗殺して、静かに立ち去るというのが、醍醐味です。

まずは、歩き回りながら、周辺で役に立つ物があるか、利用できる情報があるかを探します。ターゲットの行動パターンを掴み、事故死に見せかけられる仕掛けを用意し、絶妙なタイミングで事故が起こせれば、独特の達成感があります。

そんなターゲットが複数いたり、動ける空間も広いため、最初は、一つのステージを終えるまでに、1時間以上はかかりました。やり方がいろいろあるだけに、ある程度の繰り返しプレイにも耐えられるものになっています。

結構、面倒なゲームです。ながらでできるものではなく、様子をうかがったり、これが何に使えそうかを推理したり、それでいて、地味なので、どことなく、将棋をやってるような感じに近い気がします。

事故死に見せかける仕掛けが失敗しても、やれそうなものがいくつもあるため、空振りしたら終わりということにもなり難いです。事故死も毒殺もできそうになく、どうにもならない時には、武器として使えるものをフルに活かし、派手に撃ち合いながらミッションを達成することもできます。

敵を倒して、どんどん物語を進めたいだけだと、ステージ数がそれほど無いため、すぐに終わり、面白くないなと思われそうです。何がやれるかを探りながら、全体が徐々につかめるようになり、いろんなやり方で楽しみたいとなれば、結構、遊べます。

スパイ映画が好きな人にとっては、ゲームだけに主人公になった気分も味わえ、より楽しめそうです。

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