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電気代が高く節電 夜間電力の値上げ、エコキュートの湯沸かし時間を強引に変更、設定できない昼間に沸かす [電気代が高く節電]

エコキュートは、ヒートポンプ技術で大気中の熱を活用して、お湯を作る電気温水器なのですが。夜間の割引電力でお湯を沸かすことで、給湯にかかる費用が安いというのが大きなポイントでした。

これが、昨年末あたりから、電力各社が、この夜間割引をやめ、夜間電力を昼間並みに値上げしています。こうなると、エコキュートで夜間にお湯を沸かす利点がなくなります。

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エコキュートは、パナソニックやダイキンなど様々なメーカーから出ているのですが。我が家のコロナ製エコキュートは、夜間電力を使うのが前提で作られているようで、お湯を沸かすタイミングを夜間から昼間に変えられません。

電気代だけで見れば、夜間でも昼間でも、同じ様な電気代なら、そのままでもと思うのですが。ヒートポンプは、大気中の熱を活用してお湯を沸かしているため、寒い夜間よりは、暖かい昼間の方がとなります。

我が家のエコキュートは、午前5時頃に決まってお湯を沸かしています。1日の中で一番気温が低い時間帯に、ヒートポンプでお湯を沸かすというのは、かなり効率が悪いです。

先月の電気代が、前年に比べ1.5倍になっていて、どうにかせねばとなり。そこで、一番、電気を使っているエコキュートに目を付けたのですが。

夜間電力を使うのが前提なため、説明書のどこを読んでも、湯沸かし時間の設定変更がなく。他社製のエコキュートでも、設定できないものもあり、これ自体は、珍しいことではないようです。

今年は、記録的な寒さでもあり、この寒い時にお湯を沸かすという非効率なやり方を、どうにかしたく。そこで、やや強引なのですが、簡単に湯沸かし時間を昼間に変更する方法を思いつきました。

それは、現在時刻を遅らせるなどして、昼間に沸かすようにするというものです。操作する端末を見ると、設定された現在時刻をもとに、湯沸かし時間を割り出しているのが、想像できます。

そこで、お昼の12時が午前5時になるように、現在時刻を変更。これで、お昼の12時に自動で湯沸かしが始まるようになりました。

これで、どう変わったかなのですが。どのくらい気温が暖かいかで、お湯を沸かす際の電力も変わり、昼間なため、他の家電も動いているため、比較が難しいです。それでも、ピーク時の消費電力は、1割以上は下がっているようです。

午前5時頃に沸かしていた時、お湯のタンクが空に近く、気温が低い時には、5kWhを超える電力がかかることもありました。それが、お昼に沸かすよう変えたところ、4kWh前後になり、5kWhは超えなくなりました。

これは、どちらも、エアコンなど他の家電も使っている状態で、エコキュート単体の消費電力ではないです。

ただ、昼間の方が、多くの家電が動いていることを考えると、エコキュートの消費電力は、結構、下がっていると思います。

これは、エコキュートの設定に、自動湯沸かし時間変更がなくても、現在時刻の設定はあるため、どんな機種でも使えそうな手です。

ただ、浴室の端末に表示される時間が、現在時刻を変更した時間になるため、入浴中に何時か分からなくなるというのが、唯一、面倒なところかもしれません。

これは、防水の時計でも置けば済む話です。タイマーなどでお風呂を沸かすようなものなら、やり難いかもしれません。

エコキュートの湯沸かしは、毎日のことで、しかも、大きな電力を消費するところです。これが、お得に効率よく使えれば、大きな省エネにつながるのは、間違いないです。

我が家のエコキュートの運転モードは、『おまかせ省エネ』のままで、現在時刻だけいじった状態です。『おまかせ省エネ』は、毎日の使用湯量を学習し、適度なお湯の量で沸かすというものなので、お湯がなくなり、困ったことは、あまりないです。

これで、値上げされた夜間電力分が、少しでも抑えられれば良いのですが。

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