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エアコンの水漏れを自分で直す エアコンから突然の水漏れ、修理を依頼するも予約が取れず、それなら自力で [自分でエアコン掃除、水漏れを自分で直す]

お盆を過ぎれば、涼しくなると、よく言われていたのですが。今年の夏は、なかなか暑さが収まらず、今でも、エアコンがかかせません。

そんな中、リビングのエアコン ( メーカー 長府 )から、突然、大量の水があふれ、下にバケツを置くと、あっという間に、500ccほどたまりました。エアコンを使い続ければ、どんどん水が、あふれてきます。

他のエアコンで、このような状態になったことがあり、業者さんを呼んで、修理したこともあるため、驚きはしないのですが、またかという思いはありました。

水漏れは、外へ排水するためのドレインホースが何かで詰まり、排水できないため、水を受ける細長いトレイからあふれたのが原因です。

エアコンからの水漏れで、あふれでる水が多い場合、排水用のドレインホースが詰まっていると考えて、間違いないのですが。

水漏れが少ない場合、熱交換器が経年劣化などで亀裂が入り、そこから、冷媒が漏れ、本来、結露しない場所で結露を起こし、水を受けるトレイの外なため、水漏れすることもあります。この話は、以前、メーカーに修理を依頼した時に聞いた話です。

エアコンから大量に流れてくる水は、そもそも、どこから来るのかなのですが。これは、エアコン内で空気が冷やされ、そこで生じた結露です。

除湿の場合、湿度を下げるため、空気を冷やし、結露で水分を取るのですが。冷房でも、空気を冷やしているのは同じなため、結露します。

簡単な解決法は、サクションポンプを用意し、外のドレインホースに差し込み、強く引いて、詰まりを取るだけです。

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上が、今回、購入したサクションポンプです。下は、今回の水漏れで先が折れてしまい、自己融着テープで固定しながら、とりあえず、使ったものです。

自己融着テープは、水道管の水漏れなどでも応急処置に使えたり、巻き付けるだけでくっ付くため、便利に使えます。この他、防犯カメラに差し込んだケーブルを防水するためにも、使えたりします。

なぜ、ドレインホースが詰まるかについては、よくあるのが、外側から虫が入ることです。そのため、外に出たドレインホースに、格子がついたキャップを付けることで、ある程度、防げます。このキャップは、ダイソーなどでも売られています。

今回、我が家で起きたエアコンの水漏れは、外側からサクションポンプを使うだけでは、どうにもなりませんでした。その理由は、ドレインホースが、直接、外に出ていないからです。

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リビングのエアコンは、壁の中に傾斜が付いたパイプがあり、そのパイプとドレインホースが、つながっています。

この場合、外側から、サクションポンプで吸っても、上手く圧が上がらず、ドレインホースの詰まりが解消されません。

まだまだ、暑い日が続いており、これは、もう業者さんに頼むしかないと思い、メーカーの修理へ電話しました。

ところが、あまりにも修理依頼が多く、いつ頃、お伺いできるかお伝えすることもできませんとのこと。後ほど、こちらから連絡しますとなりました。

エアコンを修理する場合、他の修理業者へ依頼すると、メーカー修理よりも高くなることもあり、修理せずに買い替えを勧めたりもするため、修理に関しては、私の場合、メーカー修理の一択です。

ただ、メーカーへ修理を依頼しても、安く済むというよりは、信頼でき、正当な費用がかかるという感じです。

修理の仕方が、異常がある部分だけ修理するというよりは、できるだけ分解して、故障した部分を探すため、エアコン本体を完全に取り外すなど時間もかかり、壊れかかった部分も直すため、ある程度の金額になります。

エアコンを購入したばかりなら、交換する部品も少なく済むのですが。数年使ったものの場合、よくあるのが、熱交換器の交換です。この部分は、結露させることもあり、水に触れる部分なため、アルミフィンは問題なくても、他の部分にサビが起こりやすく。熱交換器を交換するとなると、部品自体が高いため、出張費用と修理費で3万ほどは見なければなりません。

今回は、いつ修理に来るか分からないため、こうなったら、自分でやれるだけやってみようとなりました。考えてみたら、ドレインホースが詰まっているから、水があふれているのは、間違いないため、これをどうにかすればいいだけです。

そこで、外から詰まりを直すのは、無理なため、エアコンを少し分解し、エアコン側に付いているドレインホースを外し、そこから、詰まった部分を押し出すため、空気を送ることにしました。

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これが、エアコンのカバーを外した状態です。金属の薄い板が並んでいるのが、アルミフィン(熱交換器)になり、その下にある黒いトレイが、水を受けるところです。

右側にぶら下がっているものは、テッシュペーパーにワイヤーを巻き付けたものです。このテッシュを伝って、トレイに残る水を抜きました。

これでも、水があふれることなく、エアコンは使えたのですが。むき出しのアルミフィンが汚れることを考えると、長くは使えません。

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そのトレイの左端には、差し込んでいるドレインホースが見えます。狭いすき間に手を入れ、そのドレインホースを押しり引いたりしたところ、無理かなと思っていたドレインホースが外れました。

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この外したドレインホースに、サクションポンプで空気を送ったところ、特に手ごたえは感じなかったのですが。外からパイプを見ると、前よりも水が多く出ているように感じました。

本当に詰まりが解消されたのかを確認するため、ジョウロに水を入れ、トレイに流したところ、水があふれずに、勢いよく流れました。ここに至るまで、エアコンを直そうと、いろいろ試しながら、3時間ほどかかっています。

今回、熱交換器にサビがあるのも確認できたのですが。問題なく使えており、エアコンの効きもいいため、水漏れさえ解消できれば、問題ないです。

エアコンの効きが悪くなるまで使い、その後、買い替えようと考えています。エアコンは、長く使うと冷媒がどこかで漏れ出すため、それを修理して長く使うよりは、使うだけ使い、最後は買い替えた方が、結果として、安く済むと思います。

その後、エアコンからの水漏れも無く、問題なく使えています。母は、リビングのテレビでNetflixを見ているため、エアコンが元に戻り、大いに感謝していました。

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