SSブログ

蛇口の剥がれたメッキを補修 目立たないように色を塗り、シリコーン被膜で防サビ [蛇口の剥がれたメッキを補修]

先週の日曜日の話です。誰も作らないため、いつものように私が朝食を作っていたところ、兄が起きてくるなり、蛇口のキズを見つけ、騒いでいたんです。

mk01.jpg

私も、何かゴミのようなものが付いているとは思っていたのですが。朝食の準備が忙しく、気にもしていませんでした。

兄は、細かいタイプなため、よく気が付くのですが。この手のものは、決まって、大雑把な母の仕業です。

兄の怒りをなだめつつ、家族が付けたフローリングのキズも、私がよく直しているため、今回も何とかせねばとなりました。

まず、蛇口の材質を調べました。蛇口は、銅と亜鉛の合金『真鍮(しんちゅう)』がほとんどとのこと。真鍮は、やや赤みがある黄色で光沢もあります。

なぜ、真鍮を使うかなのですが。細菌の発育や増殖を抑える『抗菌性』があり、加工もしやすいからだそうです。ただ、真鍮には、水にサビやすいという難点があります。

そのサビやすさをクロムメッキでコーティングすることで、問題なく使えるようにしています。このクロムメッキを母が剥がしたことになります。

母に何をしたのか聞いたところ、口が重く、ハッキリ言わないのですが。どうも、綺麗にしなければと思い、鉄繊維のスチールウールでこすったようです。

掃除しようと思った母の気持ちも、汲んだ方が良さそうで。ヒステリックに怒ったところで、逆ギレされても面倒です。責めるでもなく、『スチールウールは使わないでね』とは言っておきました。

いよいよ、剥がれたメッキの補修です。調べたところ、フローリングの補修のように、ありがちなものではないようで、家庭用の補修剤のようなものが見つかりません。

そこで、いろいろ考えてみたのですが。最初、車のボディーに使う補修ペンを思いつきました。利点は、防水や防サビ効果があり、メッキコーティングに近い状態になります。ただ、車のボディー用なため、シルバーといっても、色が控えめで、塗った時に目立ちそうです。

次に考えたのが、金属にも塗れるという塗料です。探したところ、こちらの方が、ペンで使いやすそうで、シルバーも明るく、クロムメッキに近いかもしれません。

mk02.jpg
マービー(MARVY) 油性顔料マーカー デコカラープレミアム シルバー 細字 240P-S ¥330 税込 ※Amazon 2024/3/1時点
友和 Tipo s 超撥水剤 弾き! ¥644 税込 ※Amazon 2024/3/1時点

そこで、『マービー(MARVY) 油性顔料マーカー デコカラープレミアム シルバー 細字 240P-S』と『友和 Tipo s 超撥水剤 弾き!』を用意しました。

超撥水剤は、シリコーン被膜で汚れが付着し難くするものです。シリコーン被膜は、防サビでも使うため、サビを抑えるために使います。

mk03.jpg

メッキが剥がれたところをシルバーペンで塗ってみたら、こんな感じになります。鏡面仕上げではないため、周りが映らず、ちょっと違うのですが。それでも、剥がれたままよりは、大分、目立たなくなります。

メッキが剥がれた部分は、その分、少しへこんでいて、そこに、このシルバーペンを塗ったところ、適度に埋まり、良かったです。

mk04.jpg

シルバーペンで塗った後、すぐ乾くのですが。今度は、超撥水剤をスポンジに付けて、上から塗りました。これで、完成です。

メッキが剥がれたくらいなら、買い替えるほどではないと思うのですが。買い替えた場合、Amazonでも2万6800円します。

mk05.jpg

見た目も、剥がれた状態よりはいいため、これで済めばと考えています。

nice!(169) 
共通テーマ:日記・雑感